こんにちは、いーよです。
日本からウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)まで行く場合、オーランド国際空港(MCO)までの直行便がないため、シカゴやダラス、ニューヨークなどの各空港で乗継ぎが必要となります。
団体旅行や旅慣れている人ならば心配ないと思いますが、個人で行く場合、乗り継ぎは不安ですよね。
私は過去のWDW旅で、乗り継ぎ失敗やギリギリ滑り込み搭乗、スーツケース紛失などを経験しているため、また何か起きるのではないかと毎回緊張してしまいます。
そこで今回は、私たちが利用したダラス・フォートワース国際空港(DFW)の乗継ぎについてご紹介します。
飛行機を降りるところからスタート!
今回の乗り継ぎ時間は2時間半で、方向音痴で焦る性格の私にとっては少し不安だったため、出発前に乗り継ぎのシミュレーションをしておきました。

そしてそのシミュレーション通り、機内で出来る事は全て済ませ、忘れものがないかを何度もチェック。
忘れものがあると時間を取られる上に、旅行序盤から気疲れしてしまいます。
- トイレは済ませておく
- 税関申告書は記入しておく(記入方法 ⇒ JAL公式サイト)*
- シートベルト着用サインが消えたらすぐ出られるように荷物をまとめておく
- 機内に忘れものがないようにする(特にシートポケット)
*ESTA取得、且つ同パスポートで米国入国経験がある場合は不要です。
但し、イレギュラーな事態に備えて念のため記入しておきましょう。
あとはシートベルト着用サインが消えたら即通路に立ち、出来るだけ早く機内から出ます。
急ぎ足で入国審査へ
案内表示に沿って、入国審査(Immigration)へ向かいます。
到着時間によっては長蛇の列となっている場合もあり、どれくらい時間が掛かるか分からないため、私はやや急ぎ足で行きました。
まずはESTAレーンへ
入国審査場に到着です。この先、携帯電話、カメラ、ビデオは使用禁止です。
勘違い等で不要なトラブルを避けるため、カメラなどはしまっておきましょう。
まずESTAのレーンへと進み、係員の指示に従ってAPC(Automated Passport Control Kiosk / 自動入国審査端末)の列に並びます。
ESTAを登録後、2回目以降の入国からAPCを利用可能という空港もありますが、ダラス・フォートワース空港は全員をAPCに案内していました。
APC(Automated Passport Control Kiosk )の質問事項
APC(Automated Passport Control Kiosk / 自動入国審査端末)では、選択言語に日本語があるので安心して進むことが出来ます。
- 言語を選択(日本語選択可能)
- パスポートをセット、読み取り
- 指紋検査
- 写真撮影
- 税関申告に関する質問
- 同伴者の有無
- フライト情報
- レシート(税関申告書)受け取り*
*条件(ESTA取得、且つ同パスポートで米国入国経験がある等)を満たしていない場合、レシートに【×】印が大きく印刷されます。
入国審査官の審査(簡易 or 通常)
入国審査官の審査は簡易レーンと通常レーンに分かれており、係員がレシートを見て振り分けます。
条件(ESTA取得、且つ同パスポートで米国入国経験がある等)を満たしている場合、簡易レーンでパスポートとレシートを提示し、簡単な質問に答えます。
- 入国の目的は?
- どこまで行くのか?(最終目的地)
- 滞在日数は?
- 同行者は? など
【×】印がある場合は通常レーンとなりますが、聞かれる内容にそれほど差はありませんでした。
バゲッジクレームで荷物の受け取り
入国審査を受けた後は、エスカレーターで荷物受取所(Baggage Claim)へ向かいます。


自分の利用便名が表示されたレーンで荷物を受け取ります。
最終目的地が米国内の場合、預け荷物に最終目的地までのタグが付いていても、一度荷物を受け取り、税関検査を受ける必要があります。
税関審査を通過
受け取った荷物を持って、乗り継ぎ(Connecting Flights)へ向かって歩き、出口付近にいる税関係員にAPCから出たレシートを渡します。
この時、私たちは特に何も聞かれず通過となりました。
海外では係員によって対応が異なることがあるため、念のため税関申告書の準備と、質問(食べ物を持っているかなど)されても答えられるようにしておきましょう。
再受託カウンターで荷物の預け直し
税関を通過したら、再受託カウンター(Bag Recheck、またはBaggage Drop Off)へ向かいます。
係員に搭乗券を提示して、預ける荷物を渡すだけでOKです。
保安検査場を通過
続いてセキュリティチェック(Security Checkpoint)へ向かいます。
身につけている貴金属、上着、靴、PC、容量制限内の液体などは、全部トレイの上に載せてX線検査を受け、自身は金属探知機を通過します。
私は、行きに成田で引っかかったコルセットがここでもまた目をつけられ、時間を取られました…笑

搭乗口の確認
近くにあるフライト情報(Flight Information)で乗り継ぎ便の出発時刻と搭乗口を確認し、ターミナルが異なる場合はスカイリンク(SKYLINK)でターミナル移動をします。
スカイリンクでターミナル移動
スカイリンク(SKYLINK)は、ターミナル間を移動するためのモノレールで、乗車は無料です。
スカイリンクは最上階にあるため、長いエスカレーターに乗ります。
スカイリンクは両方向に走っているので、目的のターミナルに近い方を利用します。
車内には今どこにいるかを示す案内ボードがあります。
広大な敷地や、アメリカン航空の機体がたくさんあることに驚いていると、あっという間に目的のターミナルCに到着です。
自分が利用するゲート番号の方へ向かいます。
また長いエスカレーターを降りて、搭乗口へ向かいます。
搭乗口チェック
搭乗口に到着!ここまで来ればひと安心です。
出発時刻に変更がないかを確認し、時間があればゲート付近のショップなどを見るのもいいですね。
乗り継ぎ時間はどれくらい必要?
最低乗継ぎ所要時間(目安)
JALの公式サイトに、最低乗継ぎ所要時間(目安)が記載されています。
ただ、これはあくまで最低これだけの時間があれば乗り継ぎの手続きが可能という目安であって、実際は飛行機の遅延や入国審査の混雑によって、乗り継ぎ便に間に合わないこともあります(経験済み)。
そのため私は、乗り継ぎ時間が3時間以上になるように航空券を選んでいます。
実際の乗り継ぎ時間はこちら
今回、実際に掛かった時間はこの通りです。
(8:25 ダラス到着予定時刻)
8:54 飛行機を降りる
8:57 入国審査場到着
9:26 入国審査終了
9:31 荷物の受け取り
9:33 税関審査を通過
9:35 荷物預け直し
9:35 搭乗口の確認
9:41 セキュリティチェック
10:04 スカイリンク乗り場(ターミナルD)到着
10:13 ターミナルCへ移動
10:21 搭乗口到着
10:40 搭乗開始
(11:10 オーランド行き出発時刻)
混雑も問題もなく(コルセット以外…笑)、スムーズにいって1時間半ほど掛かりました。
そして、乗り継ぎ時間は2時間半だと思っていたため余裕に構えていましたが、搭乗口に到着してみると、結構ギリギリ。
後になって、乗り継ぎ時間を勘違いしていたことに気がつきました。
乗り継ぎ時間は、空港への到着予定時刻と乗り継ぎ便の出発時刻までの時間で計算し、表示される場合があり(航空会社によります)、自分でもそう計算してしまいがちですが、実際それよりは短くなる可能性が高いです。
引用:JAL
- 到着予定時刻 = 飛行機から降りる時間ではない
- 出発時刻ではなく、搭乗開始時刻で計算しておく
まとめ
ちょっとしたことが積み重なって乗り継ぎに失敗してしまった体験があるため、今回は”うっかりさん”目線で書いてみました。
うっかりミスが多く、方向音痴で、且つ英語が出来ない私でも、しっかり予習をしていけば(何とか)乗り継ぎは出来るようになりました。
飛行機とホテルのパックツアーなどでも、乗り継ぎは各自でという場合も少なくないですし、初日から旅を楽しむためにも、上手に乗り継ぎをこなしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。