こんにちは、いーよです。
2018年7月にフィンランドのムーミンワールドに行って来ました。楽しかった~!!
方向音痴なので、時間短縮を理由にタクシーで楽にいこうと思ったのですが、うまくいかず右往左往してしまいました。笑
そんな経験を踏まえて、詳しい行き方からムーミンワールドの情報まで全部ご紹介します!
【2020年6月9日追記】2020年は新型コロナウイルスの影響で、色々と変更されているためご注意ください!
ムーミンワールドは小さな島がまるごとテーマパーク!
ムーミンワールドは、フィンランドの首都ヘルシンキから列車でおよそ2時間のトゥルクという街から、車で30分程度のところにあるナーンタリの小さな島、カイロ島にあります。
ゲートをくぐり橋を渡ると、そこはもうムーミンの世界!!
ムーミンワールドの開園期間は短いので要チェック
ムーミンワールドの開園期間は驚くほど短く、夏3ヶ月と冬の1週間程度(秋は不定期)しかないので、行く前に必ず公式サイトを確認してくださいね!
ムーミンワールド 2019年の開園期間(秋、冬は現在未定)
- 2019年6月8日~8月11日(10am ~ 6pm)
- 2019年8月12~25日(12pm ~ 6pm)
【2019年10月1日追記】秋冬のスケジュールが発表されていました。
- 2019年10月12、13、17~20、26~27日(11am ~ 4pm)
- 2020年2月15~23日(10am ~ 4pm)
【2020年6月9日追記】2020年夏のスケジュールはこちら

ムーミンワールドの入場料金は事前ネット購入がお得
ムーミンワールドの2019年夏の入場料金です。
当日ゲートで購入 | オンライン事前購入 | |
1日券 | €31 (約3,875円) |
€29 (約3,625円) |
2日券 | €39 (約4,875円) |
€37 (約4,625円) |
ファミリーで買うとさらにお得です。*2歳未満は無料
当日ゲートで購入 | オンライン事前購入 | |
4人 | €116 (約14,500円) |
€112 (約14,500円) |
5人 | €145 (約18,125円) |
€140 (約17,500円) |
6人 | €174 (約21,750円) |
€168 (約21,000円) |
チケットは日付指定ではなく、購入したシーズンの営業期間中に購入日数分を使用出来るものなので、旅行中に日程が変更になっても大丈夫です。
購入手続き完了後にQRコード付きのメールが届き、そのQRコードをチケットゲートで提示すると紙チケットを腕に巻いてくれます。
【2020年6月9日追記】2020年夏の料金と購入方法はこちら

ムーミンワールド公式アプリで出来ること
無料の公式アプリをインストールすると、以下の様々な情報をチェックすることが出来ます。
また、チケットはアプリからでも購入出来ます(こちらも割引対象)。
- イベントスケジュール
- チケット購入
- パーク内マップ
- フード&ドリンク情報
- 行き方案内
- ショップ&サービス情報
- キャラクター情報
- アトラクション情報
- クーポン&割引情報
私はインストールしたのですが、どんな施設があるか下調べも出来るし、ムーミンワールドの可愛い写真がたくさんあるので見ていて楽しかったです。
【2019年7月6日追記】アプリは情報が古い場合があるため、公式サイトの利用をお勧めします。

ムーミンワールド情報
ムーミンワールドの日本語マップがある
ムーミンワールドには日本語のマップがありました!(その他フィンランド語、スウェーデン語、英語、中国語)
但し、アプリのマップと日本語マップでは番号が違うので、併用すると混乱します。笑
日本語マップの中身をご紹介


①メインゲート
②ダウンゲート
③スニフのブティック
④ムーミン郵便局、案内所&本屋
⑤ミーのキャンディ
⑥ムーミンパパの写真館
⑦エンマ劇場
⑧プロメナード(くじ、フェイスペインティング、風船)
⑨警察署
⑩休憩所
⑪裸足の小道
⑫スナフキンのキャンプ
⑬大統領展望台
⑭スノークの工作とホスリとソスリの瓶 ロッドユールとソースユールの瓶
⑮ムーミンパパの船 スノークの発明公園
⑯自然の小道
⑰ドロントエドワード
⑱かぼちゃ
⑲スイミング小屋
⑳ヘムレンの家
㉑ミニエストラディ
㉒ムーミンハウス
㉓ムーミンの家
㉔消防署
㉕ヘムレンの庭小屋
㉖おとぎの小道
㉗魔女とアリサの家
㉘迷路
㉙ニョロニョロの洞窟
㉚モランの家
㉛急流とつり橋
㉜願いの井戸
㉝スニフの別荘
㉞キッズビーチ
㉟ムーミンママのキッチン
㊱ムーミンママの揚げドーナツ
㊲トスフランとビスフランのアイスクリームバー
㊳ハンバーガー
㊴ピクニック アイスクリームカフェ
㊵フローレンのポテト工場
㊶ピザ&パスタ
㊷ムーミンパパのポット パンケーキカフェ
㊸フィリフヨンカのワッフル
㊹わたがし
㊺ロングラクリッツ
㊻スムージー
(緑:サービス ピンク:おとぎのエリア オレンジ:レストラン)
・施設情報(応急処置、離乳食用電子レンジ*など)
・プログラム(エンマ劇場のショー、イベントなど)
・割引クーポン(ショップやレストラン、写真館などで使えるもの)
*離乳食は、ファミリーサービスルームやレストランの電子レンジで温めることができます
①メインゲート
⑨警察署
⑬大統領展望台
⑮ムーミンパパの船(スノークの発明公園に変更)
⑰ドロントエドワード
㉒ムーミンハウス、㉓ムーミンの家
㉔消防署、㉕ヘムレンの庭小屋

ムーミンハウス前にキャラクター大集合!
入口近くにはエンマの劇場があり、劇場をお掃除するエンマがいて高い声で話しかけてくれました。
日本語で挨拶までしてくれて嬉しかったです。
また、ムーミンハウスの前には、通るたびにキャラクターがいました。
見かけたのはムーミン、ムーミンパパとムーミンママ、スニフ、ヘムレンさん、スティンキー、ミイ、フィリフヨンカと子ども達です。
ムーミンパパの船にはトゥーティッキがいて子ども達と楽しそうにあやとりをしていました。
全体的にゆるい雰囲気で、キャラクターと写真を撮るというよりは、子ども達と一緒に遊んでいる感じでした。
また、スナフキンのキャンプでは、運が良ければスナフキンに会えるらしいです。
【2019年7月6日追記】2019年夏もここでスナフキンには会えず…でも別の場所で会うことが出来ました!


レストランは屋内が人気
飲食店は13軒ありますが、屋内型レストランはこちらの2軒です。
どちらも人気のようで満席になっていました。
㉟ムーミンママのキッチン(ブッフェスタイル)
㊶ピザ&パスタ
ハンバーガーショップなど他のお店は席が屋外でした。
屋根やパラソルがある日陰の席は少なく、日差しが強いので日焼けには要注意です。
私たちは気づいた時にはかなり焼けていました。笑
でも開放的な雰囲気と緑の中で食べるのは、とても気持ちがよかったです。
㊳ハンバーガー
㊸フィリフヨンカのワッフル
㊹わたがし
㊻スムージー
ショップは入口付近のみ
キャラクターグッズなどのショップはムーミンワールド内に2つ、外に1つあります。
④ムーミン郵便局、案内所&本屋
ポストカードと本がメインのお店で、切手はレジで販売しています。
インフォメーションも兼ねているのでレジで質問されている方もいました。
お店の横にオレンジ色の壁掛けポストがあり、ここにポストカードを投函すると限定スタンプが押されて届くのでいい記念になります。
ポストカードは投函後10日で届きました。
フィンランドの小島から日本までこんなに早く届くと思っていなかったのでビックリ!
ポストカードの空いている部分にもスタンプを綺麗に押してくれていて、その心遣いがとても嬉しかったです。
【2019年7月6日追記】2019年に行った時も、また送ってみました。

③スニフのブティック
店内は広く、ぬいぐるみやキーチェーン、お皿やマグカップなど様々なムーミングッズが売っています。
ムーミンワールドのオリジナルグッズもありましたが、個装のお菓子などのばらまき土産はありませんでした。
日本のようにお土産用の袋はなく、そのまま商品を渡されます。
私はショッピングバッグを購入したのでその中に入れてもらいました。
ショッピングバッグは色違い(ネイビー)や大きいサイズもありました。
【2019年9月2日追記】

外のショップは橋を渡り、ゲートをくぐった先の右手にありました。
私たちは時間がなかったので横目で見るだけでしたが、アイスクリームや飲みものなども売っていました。
休日でもゆっくり見られる混雑具合
7月の日曜日なので混雑を覚悟して行きましたが、人が集まっていたのはムーミンハウス周辺くらいでした。
それも混雑という程ではなく、全体的にゆっくり見ることが出来ました。
暑さ対策が必要な時も
私たちが行った時は例年にない猛暑だったこともあり、とても暑かったです。(30℃超)
もともと寒い国だからなのか、冷房が効いている場所はなく、レストランのメニューに冷たい飲み物もほとんどありませんでした。(炭酸飲料を注文しても氷はなし)
途中で熱中症になりかけましたが、アイスクリームやスムージーがあったので助かりました。
日焼け対策だけでなく、暑さ対策も必要な時があるので気を付けましょう!
ヘルシンキからムーミンワールドは日帰り可能
ヘルシンキからナーンタリまでの移動時間は、徒歩移動を含めて列車とバスで約3時間です。
ムーミンワールドの閉園時間は夏18時、冬16時と早めなので、閉園まで遊んでもヘルシンキまでの日帰りが可能です。
(列車の時間は変更になる場合があるため、事前にVR公式サイトでご確認ください)
トゥルクまで列車で快適旅
トゥルク行きの列車はヘルシンキ中央駅から出発します。
- ヘルシンキ中央駅 → トゥルク(約2時間)
- 片道@€17(約2,125円)
*座席のアップグレード€9、キャンセル保険€5、自転車€5などのオプションあり

ヘルシンキ中央駅は天井が高く開放感があり、豪華すぎて何だか駅ではないようでした。

トゥルク行きの列車は1時間に1本程度の運行です。
VR公式サイトで購入するか、当日VR(国鉄)窓口、自動券売機で購入します。

駅構内には売店やハンバーガーショップなどがありました。

サンドイッチ€5.90(約737円)、スムージー€4.90(約612円)など、どれも美味しそう!

電光掲示板で乗り場と時間を確認します。
私たちが乗る列車は8:37発のトゥルク行き、12番線です。

フィンランドには改札がなく、ドアが開くといきなりホームです。
チケットは車内での確認となります。

広いホームを奥まで歩いて、12番線のトゥルク行きの列車に乗ります(乗り場は変更することがあります)。


発車ベルやアナウンスはないので気を付けましょう。

車内は空いていて静かでとても快適です。
乗ってすぐに乗務員の方が切符をチェックしに来ました。

電源は頭上にあり、サイドにはゴミ袋も付いています。
また、列車内はWi-Fiも使用出来ます。
足置きもあるのですが、座席の間隔が広いからか足が短いからか、ギリギリでやっと届く感じでした。笑

車窓にはのどかな景色が広がり、お腹もいっぱいでついウトウト…。
さっき切符をチェックしに来た乗務員さんも、空いている席でうたた寝していました。平和な光景です。笑

あっという間にトゥルク駅に到着。

ホームからそのまま外に出ます。

ムーミンワールドへタクシーで時短移動
トゥルク駅からムーミンワールドまではバスと徒歩で約1時間掛かるので、私たちは時間短縮のためタクシーを利用しました。
- トゥルク → ムーミンワールド(乗車時間約30分)
- 片道€40(約5,000円)
*交通事情や車種によって所要時間や料金は変わります
タクシー乗り場はトゥルク駅舎前にあります。

日本のように待機している車はいませんでした。

【2019年7月6日追記】2019年夏は3台ほど停まっていました。

何人か並んでいましたが、タクシーは頻繁に来るので待ったのは数分。
後ろに並んでいたファミリーが運転手さんと交渉し、乗り合いにして一緒に行くことになりました。

約30分でゲート前に到着です。
日本で乗り合いをしたことがなかったので最初は戸惑いましたが、6人乗っても車内は広々で、料金は半額の€20で行けたのでラッキーでした。
トゥルク駅からバスで行く場合
- トゥルク → ナーンタリ(乗車時間約30分)+ 徒歩往復約30分
- 片道@€3(約375円)
*バス停や所要時間、料金等は変更になる場合があります
トゥルク駅からTurku Market square、Turun linja-autoasemaやpuutori等のバス停までは徒歩約10~15分。
そこから6番、もしくは7番のバスに乗ります。
トゥルクマーケットスクエアの建設プロジェクトにより、2018年秋より一時的にバス停やルートが変更となりました。
詳しくはトゥルクのバス会社Foli公式サイトをご確認ください。
約30分でNaantaliのバス停で下車。
バス停からムーミンワールドまでは徒歩17~19分です。

ムーミンワールドからトゥルク駅まで
①ムーミンワールド → ナーンタリのバス停(徒歩)
帰りはタクシーに乗ることが出来なかったので、急いでバス停を調べました。
ムーミンワールドからバス停まで、私たちは下の地図の19分(1.5km)のルート。
橋を戻ってムーミンワールドのゲートをくぐり、右折します。
道なりにまっすぐ進みます。
右手にインフォメーションを見ながら、さらに進みます。
ドライバーのいないタクシーがいるタクシー乗り場(笑)は、インフォメーション前にありました。
500mほど進むと案内板があるので、そこで左折します。
この案内板はフィンランド語なので分かりませんでしたが、後で調べたらバス停の案内もちゃんとありました。
左折後、途中Kマートを左に見ながら道なりに500mほど進むとNaantaliのバス停が見えて来ます。
すでに来ていたので私たちは走って乗りました。
②ナーンタリ → トゥルク(バス)
6番(もしくは7番)のバスに乗り、運転手さんに運賃を現金で支払いレシートを貰います。
- ナーンタリ → トゥルク(約30分)
- 片道@€3(約375円)
*バス停や所要時間、料金等は変更になる場合があります
Turku Market squareのバス停で下車、トゥルク駅までは徒歩で約13分です。
Turun linja-autoasemaやpuutori等、他の近隣のバス停からでもトゥルク駅までは徒歩10~15分程度です。
③トゥルクのバス停 → トゥルク駅(徒歩)
トゥルクマーケットスクエアの建設プロジェクトにより、2018年秋より一時的にバス停やルートが変更となりました。
詳しくはトゥルクのバス会社Foli公式サイトをご確認ください。
トゥルクから列車でヘルシンキへ
- トゥルク → ヘルシンキ中央駅(約2時間)
- 片道@€17(約2,125円)
*座席のアップグレード€9、キャンセル保険€5、自転車€5などのオプションあり
トゥルク駅はコンパクトな造りで、ヘルシンキ中央駅とは全然違う雰囲気です。
駅構内には売店が2つ、トイレやコインロッカー、テーブルと椅子などの休憩場所もありました。
こちらにも改札はありません。
やはり発車ベルなどもなく、するっと発車します。笑
ヘルシンキに到着!夏は20時頃でもこんなに明るいです。
【重要】ナーンタリのタクシー事情
帰りもタクシーを利用するつもりでしたが、結果として乗ることが出来ませんでした。
私たちがした行動はこちらです。
- 行きに利用したタクシーに迎えを依頼すると断られ、タクシー会社の電話番号を渡される
- 夕方(16時頃)、タクシー会社は誰も電話に出ず
- インフォメーションに行くと日曜日は休み
- 現地の方にお願いして、別のタクシー会社に電話をしてもらっても誰も出ず(現地の方曰く、もう帰ったのだろうとのこと)
- タクシー乗り場にタクシーが止まっているのにドライバーがいない(現地の方曰く、食事に行っているのだろうとのこと)
- タクシー内にあるドライバーの名刺の携帯電話に掛けても出ず…
たまたまかもしれませんが
日曜日の夕方、ナーンタリのタクシーはほぼ機能していないと思いました。笑
ちなみにフィンランドには流しのタクシーはおらず、走っているタクシーに手をあげても止まってはくれません。
タクシーが捕まらないとは思っていなかったので他の手段は調べておらず、私たちは右往左往。
慌てて調べてバスで移動しましたが、乗る予定だった列車の時間には間に合わず。
VR公式サイトから乗車券を買い直すはめになりました。泣
タクシーを利用される方は気を付けてくださいね!
【2019年7月6日追記】2019年夏のタクシー事情はこちらをどうぞ。

初めてのムーミンワールドの感想
ムーミンワールド内の施設は細かいところまでこだわって造られていますが、触っても動かしても壊しても(?)OK的なゆるい感じで、
ムーミンたちも遊びに来る人たちもみんなのんびりしていて、本当にムーミン谷にお邪魔した気分でした。
激しいアトラクションなどはないですが、ここに来る人はそんなの求めていないですしね。笑
ヘルシンキから3時間かけても行く価値は大いにありました!!
次は秋の紅葉シーズンにも来てみたいし(定期開催されないかな)、冬の雪景色も綺麗そう!泊まってナーンタリの街もゆっくり見てみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まるこさま
はじめまして、コメントありがとうございます!
情報は少し古いですが、参考になりましたら幸いです。
私もまた行きたいです♪
早くコロナが収まって自由に行ける日が来るといいですね^^
ムーミンワールドに行きたかったのですごく参考になりました☆ありがとうございます☺️