こんにちは、いーよです。
私が小学生の頃から行きたいと願っていたのは、世界で一番美しい島と称されるカナダのプリンスエドワード島(PEI)。
有名な小説「赤毛のアン」の舞台であり、作者モンゴメリの故郷です。
憧れ続けてようやく訪れることが出来たその場所は、想像以上に素晴らしく、一度行ったら魅力にとりつかれてしまいました。
春・夏・秋と3シーズン行くことが出来たので、それぞれの表情をお伝えしたいと思います。
今回は紅葉が見たくて行った、9月中旬のプリンスエドワード島をご紹介します。

プリンスエドワード島の9月は…
5月、7月に訪れてその美しさに魅了され、秋の景色も見てみたくなり、再々訪した9月中旬のプリンスエドワード島。
もしかしたら…と期待した紅葉にはまだ早かったのですが(笑)、9月もまた素晴らしい景色を見せてくれました。
島にたくさんある灯台を巡る旅
映画「アンを探して」のロケ地にもなった灯台の他にも、プリンスエドワード島には様々な美しい灯台があります。
今回はそのいくつかを巡ってみました。
ポイントプリム灯台
1845年に建設されたプリンスエドワード島最古のポイントプリム灯台(Point Prim Lighthouse)。
円筒形の灯台は珍しく、島に1つだけしかないそうです。
中はギフトショップになっています。


パミュールアイランド灯台
1853年に建設された、木造建築としてはプリンスエドワード島最古のパミュールアイランド灯台(Panmure Island Lighthouse)。
円筒でも四角でもない、多面体の可愛らしい灯台です。


ウッドアイランド灯台
プリンスエドワード島とノバスコシアを往来するフェリーのために1876年に建造された、南海岸のウッドアイランズ州立公園の中にあるウッドアイランド灯台(Wood Islands Lighthouse)。
灯台守とその家族が住んでいたこの灯台は博物館となっていて、内部を見学することが出来ます。





ケープベア灯台
1881年に建設された南海岸のケープベア灯台(Cape Bear Lighthouse)は、海岸侵食により1946年に移転し、2015年に現在の位置に再び移動したそうです。
そしてこの灯台は、あのタイタニック号から最初の救難信号を受けた灯台なんですって~びっくり!


コーブヘッドハーバー灯台
1975年に建設されたコーブヘッドハーバー灯台(Covehead Harbour Lighthouse)。
セントローレンス湾に面した場所にあり、日中も夕暮れも美しい灯台です。
こちらは映画「アンを探して」のロケ地です。


ここには7月にも訪れたのですが、雲ひとつ無い青空に赤と白の灯台が映えて、ため息が出るほどの美しさでした。




この灯台付近はヤブ蚊が多く、刺されると猛烈な痒さなので気をつけましょう!
私は数カ所刺されてしまい、数週間痒みが続いた上、シミになりました…泣
※日本の虫除けスプレーでは効かない場合があります。

おまけ:他の季節に見た灯台
ニューロンドン灯台
コーブヘッドハーバー灯台と同じ7月に行った、1876年建設のニューロンドン灯台(New london lighthouse)。
灯台守が住めるようになっているタイプの灯台ですが、割とコンパクトな造りでした。


ポートボーデン灯台
コンフェデレーションブリッジ近くにあるポートボーデン灯台(Port Borden Back Range Light)。
ここは5月に行ったのですが、風と霙が吹き荒れた嵐のような日で、写真は撮ったものの…よく見えませんでした。笑


ビクトリアシーポート灯台
美しい漁村ビクトリアにあるビクトリアシーポート灯台(Victoria Seaport Lighthouse Museum)。
ここもポートボーデン灯台と同日だったため、これ1枚撮るのが精一杯…笑
とっても可愛い灯台なので、嵐じゃない日に見てみたいです。
9月中旬の紅葉はどのくらい?
グリーンゲイブルズ周辺
グリーンゲイブルズ周辺は、7月とほぼ一緒で緑が溢れていました。





恋人の小径で、ほんの少しだけ紅葉している木を発見!
ビクトリアパーク
シャーロットタウンのビクトリアパークも少し色づいたくらいでしたが、紅葉した部分を探しながら歩くのも楽しい時間でした。
まとめ
日中は暑さが残るものの、朝晩は肌寒く、秋の訪れを感じた9月のプリンスエドワード島。
賑やかだった街も落ち着いた雰囲気になり、
誰もいない朝の公園を独り占め出来た気になったりして。
この島は、訪れるたびに好きにさせてくれる場所なのかもしれません。
そしてやっぱり紅葉を見たい気持ちは強く(笑)、この翌年また訪れることになりました。
次回は10月に行った様子をご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。