こんにちは、いーよです。
私が小学生の頃から行きたいと願っていたのは、世界で一番美しい島と称されるカナダのプリンスエドワード島(PEI)。
有名な小説「赤毛のアン」の舞台であり、作者モンゴメリの故郷です。
憧れ続けてようやく訪れることが出来たその場所は、想像以上に素晴らしく、一度行ったら魅力にとりつかれてしまいました。
春・夏・秋と3シーズン行くことが出来たので、それぞれの表情をお伝えしたいと思います。
前回は5月でしたが、今回は観光シーズン真っ盛り、7月中旬のプリンスエドワード島をご紹介します。

プリンスエドワード島の7月は…
快適な陽気に眩しいほどの青空、森や公園には緑や花々が自由気ままに咲いていて、その美しい景色を眺めているだけで、気持ちが自然とほぐれていくのを感じました。
散歩道ですれ違う方々と、自然とにっこり笑って挨拶出来る自分もまた嬉しくて。
5月に続いて7月にプリンスエドワード島に訪れてみて、ますますこの島が好きになりました。
赤毛のアンゆかりの場所巡り、再び!
前回も参加した「アンツアー」ですが、クローズしている施設が多かったため、今回もまた参加して来ました。
ハイシーズンということもあり、参加人数は5月の数倍!
わいわい賑やかなツアーでした。
参加者はやはりほとんどが女性(たまにその旦那さまもご一緒)で、皆さん「死ぬまでに来てみたかったのよ~。夢が叶ったわ」とキラキラした瞳でお話されていたのが印象に残っています。
プリンスエドワード島国立公園
プリンスエドワード島国立公園に指定されているキャベンディッシュビーチ。
前回は雨のツアーで、「赤土は雨だと赤が濃くなり綺麗に見える」と言われましたが…
確かに、前回より赤い色が薄めかも!
ちなみに前回(5月)はこんな感じでした↓

モンゴメリのお墓
モンゴメリの眠るキャベンディッシュ共同墓地。
前回聞いていた通り、7月はモンゴメリのお墓はお花で綺麗に飾られていました。
ちなみに前回(5月)はこんな感じ↓
近くにはモンゴメリの母と祖父母のお墓もありました。
グリーンゲイブルズ郵便局
今回はオープンしていたグリーンゲイブルズ郵便局。
前回は建物の周りをうろうろしただけだったので、中に入れるだけで感無量…!
中は、当時の郵便局の様子が再現されています。
ここでモンゴメリが郵便業務のかたわら原稿を書いて、密かに出版社に郵送していたのね~としみじみ眺めました。
キャベンディッシュ合同教会
モンゴメリが通っていたキャベンディッシュ合同教会は変わらぬ姿を見せてくれました。

グリーンゲイブルズ
前回その存在感に圧倒されたグリーンゲイブルズ。
今回は、青空と緑と花々に映える切妻屋根がより一層素敵で…なんて綺麗なの~!!と心の中で叫びました。
前回も味があるお化けの森から見たこの景色でしたが、
緑溢れる今回の景色も素晴らしかったー!!

ちなみに前回(5月)はこんな感じでした↓
【2019年10月25日追記】中の様子はこちらをどうぞ。

恋人の小径
恋人の小径も、前回の雰囲気から打って変わって、生き生きした緑一色!
これこそ私が思い描いていた景色でした。
ちなみに前回(5月)はこんな荒々しい感じ…笑↓
緑のトンネル!
この風景を見たら、アンでなくても恋人たちが歩く姿を想像できますよね~。
お化けの森
前回はちょっと怖かったお化けの森でしたが、今回は恋人の小径のように緑溢れる素敵な森となっていました。
こちらが前回(5月)の怖かったお化けの森↓
モンゴメリの生家
モンゴメリが生まれ、1年9ヶ月過ごした生家は博物館となっており、今回は中に入ることが出来ました。
中には、モンゴメリが結婚式で着たウェディングドレスのレプリカや
モンゴメリの生まれた部屋など、貴重なものを見ることが出来ます。

フレンチリバー
一番青空を願っていたのがここ、フレンチリバーです。
前回は曇天だったので、この青空は本当に嬉しかった…!
ちなみに前回(5月)はこんな感じでした↓
「青空」という願いが叶ったので、次はここにルピナスが咲いている景色も見てみたいなどと思ってしまいました。
グリーンゲイブルズ博物館と輝く湖水
グリーンゲイブルズ博物館、今回はツアーのお仲間がたくさんなので写真は撮らず、じっくり眺めさせてもらいました。
そして、外でのんびりタイム。
前回は寒くてガタガタ震えながら写真を撮っていたので、今回は気持ちがよかったです。
うまく撮れませんでしたが、輝く湖水はキラキラと輝いていましたよ~!
ケンジントン駅
ツアー最後のケンジントン駅。
パブレストランとなった駅は今回オープンしていて、皆さんのんびりお酒を楽しまれていました。

モンゴメリの住居跡
ツアーとは別に、自分たちでモンゴメリの住居跡へ行ってみました。
モンゴメリの親戚の方が現在も敷地内に住まわれているそうで、ブックストアで住居跡の入場料を支払うと、敷地内の解説をしてくれます。
ゆっくり優しい英語で話してくれたのですが、私には理解出来ず…ごめんなさい。泣
母親を亡くしたモンゴメリが暮らした、母方の祖父母の家の跡地です。
家は取り壊されてしまい、現在は井戸と
家の土台だけが残されています。
住居跡から見えるこの広々とした景色、ここはモンゴメリが赤毛のアンを書いた頃のまま変わっていないそうです。
モンゴメリが眺めた景色を見られるなんて、なんて幸せな場所なんでしょう…!
その他、素敵な景色たち
プリンスエドワード島には、いつまでも眺めていたくなる、こんな美しい風景があちこちに広がっていました。
まとめ
7月のプリンスエドワード島は、想像を遙かに超えた美しさで私を迎えてくれました。
日々のストレスで真っ黒ガチガチになった心が、ふんわりほぐれていくのを感じ
「世界で一番美しい島」と称されていることを改めて実感したのでした。
赤毛のアンが好きで訪れたプリンスエドワード島でしたが、
こんなに自然に魅了された場所は初めてでした。
そうなると、秋もどんな景色を見せてくれるのか気になるもので…
また行ってしまったのでした。笑
次回は9月に行った様子をご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。